今回の席は何と1階の前から3列目。

これも前ネタで申し上げましたが、バンドのベーシスト、チェリー嬢
が抽選で引き当ててくれたもの。強運の持ち主ですなあ。今後は
女神と呼ばなくてはなりません…。
こんなグレートシートで観たことなかったですけど、いやホンマ、目と
鼻の先でございますよ。で、また位置的にろみひーの斜め後ろと
いった感じで、豪快にして繊細なる指の運びが、眼前に繰り広げ
られるという好ポジション。

冒頭からの彼女の写真は、会場入口で配ってたフライヤーのもの。
それで演奏なんですが、もう何と言うか、いや、筆舌に尽くし難い
とはまさにこのこと、魂持っていかれましたがな…。スゴイとしか
言いようがないパフォーマンスでした。

わたくし、いつも大体ウォーとかイェーとか声張り上げて観るクチ
なんですけど、今回はすっかり忘れて呆けておりましたわ…。
その分、拍手は大盛りにしときました。
ステージは休憩はさんで、アンコール含めて概ね3時間というかなり
の大盤振る舞いゴージャス仕様。それでいて、曲数としては10曲も
なかったんではないかな。彼らの場合、アドリブに次ぐアドリブで
曲の長さなんざ丸っきり決まってないんですな。にも係わらずキメ
はビシバシッと決まるという…。やはりゴイスーです。
わたくし、ちょっと前から彼らのアルバム 『ALIVE』を聴き込んで
予習に努めておったんですけど、特に意味はなかったですね。曲を
知ってようがいまいが関係なし。原曲の形なんざ、ほぼとどめて
ませんし。
ピアノもさることながら、リズム隊の御大2名がまた物凄い。殆ど
アイコンタクトとかすることもなく、難儀なビートを刻みながら、
実に心地良いグルーブを生み出しているという。何をどうやって
カウントしとるのやら…。カウントなんてしてないのかも…。

親戚のおじさん2名ではなく、アンソニーとサイモン。
まあ、とにかく、圧倒的、圧巻、怒涛…といった形容が相応しい
演奏でして、時間的にも内容的にも大満足でございました。私の
駄文では到底伝わりませんので、ちょっとサンプルを。
これはアルバム『ALIVE』の録音風景ですかね。スタジオ盤ながら
ライブ的に一発録りでやってるようです。
こちらは前作『MOVE』発表時のツアーかな。
現場はブルーノートですかね。
映像でもめっちゃカッコええですが、昨日はこれの数倍カッコよく、
数十倍の迫力であった旨、申し添えまする。
そういや、彼女のMC(曲間のしゃべり)、これがまた演奏とは全く
逆に、実に素というか朴訥というか…。そうして普通にしゃべって
たら、ホンマ普通の女の子(っていうのも失礼か…)にしか見えん
のにピアノ弾かせたら、丸っきり別人ですわ。

前に
ミッシェル・カミロというピアニストについても、見た目普通
のオッサンやけどピアノ弾くときゃ話は別よ…、ってなネタを書き
ましたけど、彼女の場合はさらにそのギャップが大きいですね。
ということで、具体的にどこがどうスゴイのか全く分からん感想に
なってますけど、とにかく、素晴らしかった、という一言に尽きる
ということでございます。