今年も新作アルバムのプロモーションツアーということらしい。

プロトコル3
メンバーは以下の通りで、これまた昨年と同じメンツ。
サイモン・フィリップス(ds)
アンディ・ティモンズ(g)
スティーヴ・ウェインガート(key)
アーネスト・ティブス(b)
冒頭写真はコットンクラブの看板なんですが、左上から時計回りに
サイモン、アンディ、スティーヴ、アーネスト、となります。心霊写真
のように写りこんでる撮影者はわたくしですが、この人は出演して
ません。
ライブパフォーマンスですが、またまた昨年同様スゴイ、ゴイスー
の一言に尽きるという感じで終わってしまうところなんですけど、
昨日は前回より、一層アグレッシブに感じましたね。よりROCK色
が濃くなったというか。
サイモン先生のプレイが一種荒々しさを感じるほどの激しさでして、
さらにアンディ御大のギターもロックスピリット溢れる演奏でした。
何というのか、昨年観たときよりバンド感、一体感が相当高まった
印象を受けましたなあ。
まあホンマ、キメもビシバシ、バシビシと見事にカッチョ良く豪華
に決まってまして、もうここまで決まると、桃源郷にいるかの如く
の心地よさですね。スリル満点でもある。幾度となく同行者と何
で決まるんや?と、顔を見合わせておった次第であります。

ま、ちょっと昨日はサイモンさんのプレイがトリッキー過ぎたのか、
キーボードのスティーヴ君がついて行けんかったとこもあったよう
ですがね…。ズレる度にアンディがキーボードの方見て、ニヤッと
するので、オーディエンスにもバレやすいのがご愛嬌か。
が、まあ、そんなんは些細なことでして、演奏の素晴らしさ自体に
影響を与えることは皆無でありました。スリリングかつゴージャス
極まりない熱演・サウンドで、4名が渾然一体となった音の塊が
聴衆をあまねくK.O.してくれましたわ。いや~、眼福・耳福でした。

あ、昨日も昨年同様にサイモンさん、カンペ見ながら日本語でMCを
やってたんですが今年はかなり長いこと喋ってました。「ミナサン
コニチワ」だけでなく、「メンバーショウカイヲシマス」とかも言うてて、
会場も大ウケ。んで、前述したプレイの激しさの故かMCに入るとき、
ゼェハァと息切れしてたのも印象的でしたなあ。
ちょっと演奏についての感想がアッサリやもですが、概ね昨年同様
なので、気になる方はお手数ですが
前の記事を読んでいただいて、
それがさらに昇華したもの、と受け止めていただければ幸いです。
特記事項としては、サイモンさん、手もスゴかったけど、昨日は足の
方もめちゃスゴだったってところですかね。ツーバスで3連系、6連
系でドコドコやりながら、手は手でウルトラスーパーな技をやって
みたり…。進化型サイモン、でしたわ。

さてと、こっから先は書いてイイのかどうか分かりませんけど…。
実は昨日はちょっとしたアクシデントがございまして…。ビールを
運んできた店の人が、グラスを落として我々のテーブルにブチまけ
てしまいまして、そこら中ビール浸しに…。ああ、なんともったい
ないことを…じゃなくて、スタッフの方々が飛んできて謝罪。まず
はお席の移動をということで、最もお高いボックスシートへ…。
我々がいたのはもちろん一番お安い自由席。とはいってもステージ
とは自由席が最も近く、プレイが間近に見れるので、ここはここで
臨場感はあるんですがね。でまあ、初めてボックス席に座ったわけ
ですが、いやあロイヤルでしたわ~。ゴージャスですよー、リッチ
ですよー。こんな感じ。

終演後にお店の人に撮ってもらいました。演奏の素晴らしさと座席
の素晴らしさに、すっかりご満悦の3名。
テーブルの掃除が終わったら元に戻るよう言われると思ってたが、
「あ、どうぞそのまま」ということで、若干恐縮しながらゆったり
鑑賞させてもらいました。服もちょっとビアで濡れましたが、その
代償がこの席ということでしたら毎回かけてもらってもイイです…。

ロイヤルなテーブルナプキン
てなことで、コットンさん、却ってありがとうございましたー。
サイモン先生お得意のポーズ

(
コットンクラブHPより)
昨年もネタにしましたが、スティーヴさんのキーボード類。今年も
やっぱり CASIO もって来てました。激ボケ陳謝。

プロの人でCASIO使ってるのって、他に知らんなあ…。