で、ずーっとそれを使ってたんですが、スピーカー部の耳あてもとれ
てしまい、アーム部分の樹脂も割れてしまい…でして、そろそろ寿命
かなあと考えてた折、たまたま
掲題のSONY物件を使う機会があって、
なかなかヨイ音ではないか、ということで投資した次第であります。
ま、投資といっても楽天ポイント貯まってたんで、全部それで賄った
のですけどね…。
それはともかく、オーダー翌々日ぐらいには到着。素早いですな。

こんな感じの化粧箱ね。裏面には赤外線の範囲とか色々書いてある。
どうでもええが、えらいかすんだ写真ですな。レンズが汚れてたようで
あります。失礼。
デイヴィッド・ハミルトン風のソフトフォーカスだと
ご理解いただければ…。
開けたところと本体

ソフトフォーカス度さらにアップ…。本体はブラッキーな感じ。
ワイヤレスのトランスミッター

充電器も兼ねてます。背面には接続端子。右の黄色がAC電源。紅白
のところに線つないでPC等のヘッドフォンジャックにつなぐ。一番左の
黒いのはヘッドフォンジャック。DVDプレイヤーとかにつなぐ際には、
こっちから線を出す仕組み。
耳あて部

普通のウレタンみたいなやつ。本品はこのカバーだけ別売りしてるよう
でして、ボロくなったらここだけ換えることが出来るシステム。これは
ありがたいですな。
ワイヤレス電源は単4タイプ2本がくっついたようなシロモノ。

本体左側に内臓されます。普通の単4電池2本でもいけるようです。
セットするとこうなります。

ちなみに、フル充電で28時間連続使用可能とのこと。話半分だとしても
十分ですな。
また、アーム部(ヘッドバンド)が二重橋みたいになってますが、これ
が優れモノというか不思議でして、通常ならばカチャカチャと伸び縮み
させるアジャスターみたいなのがついてるのに、本品は耳にセットする
だけで勝手にフィットするんですな。どういう仕組みになっとるんやら
分からんが、とにかく便利。まあ一人で使う分にはあんまり関係ないが
複数人で共有なんて時はエエんではないでしょか。
さて、フル充電して早速聴いてみましたところ…、ありゃ?えらいモコ
モコですやん。低音が出てるといえば出てるのだが、モワ~ンとしてて
締まりがない。冒頭述べた、たまたま本品使ってみてイイと思ったのは
まさにたまたまだったのか…、それともヘッドフォン以外の音響機器が
良かったのか…などとガックシ肩を落として折ったんですが、ひょっと
したらエイジングが進んだら良くなるやも、と思ってしばらく使用。
すると思惑通りというか何というか、まさしくしばらく使ってみたらええ
感じになりましたわ。それがどれくらい後なのかは記憶にないけど、
気がついたらグッドになっておったと。
音を言葉で表現するのは難しいんですが、一言で申し上げれば「
豊かな
サウンド」ということになりますか。鳴りがイイという感じで、奥行きが
あるって言うんですかねえ、やっぱ難しいな…。
今まで聴いてた楽曲なんかでも、低音パート、特にベースなんてこんな
ライン弾いてたんかー…と新たに発見があったり。バスドラなども実に
バスバス聴こえます。音の分離もヨイ。
反面、例えば音質のあまり良くないMP3なんかだと、シンバル等の高音
部にシャリシャリしたノイズが乗ってきますね。なかなかシビアですわ。
映画などでも、サラウンドか?と思うほどと言うと大げさなんですが、
とにかくスピーカーのとこだけじゃなしに、周囲から音が聴こえてくる
感じなんですなあ。浸れますよ、臨場感あって。
といっても、所詮は赤外線ワイヤレスのレベルなんで、もっと高級機種
なんかと比べるとチャチイんでしょうけどね。あ、赤外線といえば特有
のホワイトノイズ(音が出てないときのシャーッていうノイズ)もあります
が、従来使ってたヤツと比較するとはるかにマシです。個人的には殆ど
気にならんレベル。
そうそう、従来機というのがこちらでして。

ビクターの
HP-W80という機種。今はもうモデルチェンジしたんかな?
使い倒した結果、耳あても破れてなくなり、可哀想な姿に…。

これでも一応使えるんですが、直にこのスピーカー部が耳に当たるので
段々痛くなってくる。映画1本がええとこですな(結構いけるやんけ…)。
このビクター君の長所はズバリ、軽い、という点でした。確か100g程度
しかなかったかと思います。今回のSONY号は200gなので倍増。まあ200g
でも別に重い部類ではないのだが。ちなみにビクターは単4が1本という
電源でした。

これも軽さの一因でしょう。そういえばSONYと比べると音も軽いな…。
あ、何でしたらビクター物件、欲しい方がおられれば差し上げますので
お申し付けくださいませ…。廃版になったレアものですし、軽い装着感
でお薦めであります…。

世代交代の図。お疲れ、ビクターちゃん…