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ブレッカー・ブラザーズ / ヘヴィメタル・ビバップ 【CD】 = 熱いものが込み上げる


 HeavyMetalBeBap_01.jpg
1978年のライブ盤(1曲目だけスタジオ)。とにかく熱い。ブレッカー兄弟
といえば、ジャズとかフュージョンという分野でしょうけど、本作はタイトル
通りヘヴィにメタってます。そして、全体としてはやっぱりフュージョンに
なっとります。

演奏者は以下の方々。
ランディ・ブレッカー(tp)
マイケル・ブレッカー(sax)
バリー・フィネティ(g)
ニール・ジェイソン(b)
テリー・ボジオ(ds)

私なんぞは、ドラムがテリー・ボジオというのが、極めて異色というか
違和感というかを感じまして。ま、フランク・ザッパのバンドにもいた人
ですから、どんなジャンルでも出来るんでしょけど、どっちかちゅーと
ROCK系、特にUKなんかのプログレのイメージだったもんですから。

が、さすがでございます。本作ではメンバーの中で一番爆発してるん
ではないでしょか。エナジーほとばしる千手観音プレイと申しますか、
触発されてか、ホーンの兄弟も連鎖爆発でありますね。


曲目はこうです
1. イースト・リヴァー
2. インサイド・アウト
3. サム・スカンク・ファンク
4. スポンジ
5. ファンキー・シー・ファンキー・デュー
6. スクイッズ


1曲目はスタジオ収録でして、メンバーも上記とちょっと異なるんかな?
ボーカル曲です。ファンキーかつどっしりしたビートで、都会的なナンバー。


ライブ本番は2曲目のインサイド・アウトから。若干スローなシャッフルで、
ブルースっぽいかな。ちょっとオフビートな感じで、聴き手を油断させるん
ですが、個々人のプレイは既に熱い。中でもやはりボジオ選手が煽って
くれてますわ。ストレートに3連のフィル回してたかと思うと、ギュッと4拍・
8拍を押し込んでみたり、逆にめちゃルーズなフレーズでわざとビートを
崩すようなパターンやったり等々、多彩な技でオイシイとこ持っていきよる
んですな。


そして3曲目、サム・スカンク・ファンク。ブレッカーの代表曲でしょうか。
本ライブでも白眉楽曲です。そりゃもお熱いでっせー。火傷しそうなぐらい。
テンポもかなり速いですしね。ここでもやはり爆発プレイ筆頭はボジオさん。
己の全てを曝け出すかのような、一種トランス状態を感じさせる演奏です。

もちろん、兄弟の方も大人しくはしてません。縦横無尽、天衣無縫、八面
六臂等々、この手の熟語全てをもってしても形容が追い付かないほどの
暴れぶり。全体としてもスリルとサスペンス(?)に満ち溢れたスリリング
な演奏でして、ソリッドでタイト、有無を言わせぬ剛腕プレイですわ。
キメもビシバシ、です。しかしまあ、やっぱり名曲ですなあ。


続く4曲目のスポンジ。曲調的にはちょいと落とした感じになるんでしょうが、
演奏的にはテンション上がったままです。この曲のリズム、ビートは何と
表現したらイイんですかねえ。シャッフルでもないし4ビートってわけでもなし。
個人的なイメージとしてはブギが一番しっくりくるかなあ。曲に合わせて
リズム取るの難しいです。裏のキメとかね。

これ、イントロ、メインテーマ部のボジオのトップシンバルの裏打ちがえらい
カッコいいんですな。絶妙です。ギターの鋭いロングトーンもええんですわあ。
そして、ベースもロングトーンでいっとるんですが、これがまた暴力的とすら
いえるレベルのサウンド。ゴ~ン、って感じで響きます。中盤辺りから和音で
やってるんですかね。分厚いです。

この曲ではホーンの掛け合いがウルトラ熱いんですな。2名ともイッっちゃって
ますよ完全に。色んなエフェクトかけた音も然り、ウネウネウネ~のフレーズも
然り。本人たちも再現不可能なんではないでしょか。で、またこの掛け合いに
ボジオドラムが絡んで煽って、より一層テンションを高めとるんですなあ。
ほとんどバトルですよ。

曲的にはサムスカンクの陰に隠れがちなのかも知れませんが、このスポンジ、
決して侮れぬヤバイ楽曲です。


5曲目はファンキー・シー・ファンキー・デュー。出だしは結構落ち着いた感じ
でさすがにちょいとスローダウンか?と思わせるが、やっぱしホーンなんか
は結構熱いことやっとる。この曲もキメがかっこいいですな。


ラストの6曲目はスクイッズ。スポンジ同様、ギターがシンセ的なロングトーン
で特徴のあるプレイをやってます。曲としては結構複雑で演奏も難しいんで
しょうけど、印象としてはかなり大人しく感じますね。あくまで、他の曲と比較
しての話ですが…。


さて、このユニットの特徴としてキーボードがいないことが挙げられます。
すなわち、ホーンセクションのバックとしてはギター、ベース、ドラムという
トリオ体制でして、音的にやはりストレートというかアグレッシブというかで、
こうした点がヘヴィメタル感を強める要素になってるんでしょうなあ。もし、
エレピとかシンセとか入ってたら、結構違う印象になってたと思いますわ。
 HeavyMetalBeBap_02.jpg
左から、フィネティ(g)、ジェイソン(b)、ボジオ(ds)
みんな若いなあ。


何にせよ本作、ライブの傑作、名盤であることは間違いおまへん。特に
3曲目のサム、4曲目のスポンジなんかは、ブレッカー好きのみならず、
テリー・ボジオファンは必聴と申し上げて差し支えないでしょう。
前に、ビリー・コブハム・ジョージ・デューク・バンドのライブ鬼プレイ
スティーヴ・ヴァイのライブ変態プレイ、とご紹介しましたが、そうした
例えで申し上げるなら、本作は情熱プレイであります。





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