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マイク・スターン ライブ = 豪華絢爛極上高技術楽団


 mike

昨日、ブルーノートで、マイク・スターン・バンドのライブを観てきました。
メンバーはマイク・スターン(g)、ランディ・ブレッカー(tp)、ジョン・パティトゥッチ(b)、
デイヴ・ウェックル(d)というゴージャスな布陣。スターン自身も好きなギタリストなのだが、
それに加えてリズム隊が超絶技巧変態コンビのウェックル&パティトゥッチというのに
グッと惹かれました。チック・コリア・エレクトリック・バンドのリズム隊だった2名であります。

<ライブのチラシ>
stern
右下:スターン、左下:ブレッカー、右上:パティトゥウッチ、左上:ウェックル


スターンの実に個性的かつ流麗なるフレージング、クリーンで深みのある美しいサウンドは
相変わらずでして、しっかりと酔わせていただきました。
しかし、あの人はどうやってフレーズを設計しとるのか・・・。というか、あれだけアウトして
アドリブで弾きまくってて、ようあんな妙ちきりんでありながらメロディアスなフレーズが次々と
出てくるもんですな。スターン節であります。
また、この人って使うコードの響きがキレイなんですよねえ。こういうバンド編成で和音楽器は
(一応)ギターだけということもあって、その美麗なる響きがより際立つ仕組みであります。
今回はギターのメロディに合わせてスキャットで歌うシーンが結構ありました。
むか~し、ジョージ・ベンソンがやってたようなのを昇華させたような感じ。

そして、個人的には一番の目玉であったウェックル先生。
初めて彼のドラムに接したのは先に触れたエレクトリック・バンドでの演奏でして、
その時から尋常ではない感をまき散らしてましたが、その後もさらに進化を遂げ、
自己名義でのバンドなどでは、非尋常というか人間業ではないというか偉業というか
異形というか、いわば神の領域にまで達しているんではないですかなあ。

この人は普通にリズムを刻むなんてプレイはまずない次第でして、聴いてる方も
まずついていけません。かつ、トリッキーな大技をトリッキーなタイミングで惜しげなく連発
するもんで、こちらはさらにビートを見失うわけですが、その技のどれもがダイナミックに
決まるもんだから、実にカッコいいんであります。ゾクゾクっとチキン肌ものですよホンマ。
ウェックルバンドの「Tiempo de Festival」という曲辺りが好例だったんですが、
動画がYouTubeから削除されてるようですな。ま、ネットに色々転がってますわ。

今回はさすがにちょっと抑制気味の演奏だったですかね。あくまで彼としてはということでして、
一般的にいえば十二分に絨毯爆撃炸裂プレイなんですが・・・。
ウェックルドラムはただ単にテクニカルなだけでなく、見事に音楽的であるというのが大きな
特徴でありますね。マシンのように正確無比・無ミスでありながらも、決して機械的ではない。
この人のドラムを肴にビール3杯ぐらいいけますわ。
フィルのアイデアなんかも非常にユニーク。スネア2個並べて使い分けるなんていうのも個性的
だし効果的です。

一方、これだけの大変態に涼しい顔して合わせられるベーシストのパティトゥッチの方も
立派な変態クンなわけでして、普通の4ビートのランニングで使う音の選択からして、
どないなっとんねん的であります。ソロとかになったら、どないなっとんねん感がさらに高まって、
昨日ももうそれはそれは・・・でした。
今回は6弦ベースでしたが、以前8弦ベース弾いてたような記憶もありますな。
さらに彼はアコースティックベース(コントラバス)も自在に弾きこなすという才人であります。

あと、これだけの面子に囲まれながら、決して食われていないブレッカー親父も大したもんで
ありましたね。昨日はオクターバーみたいなエフェクターかまして倍音バリバリ出して存在感
示してました。


さて、ライブアクト、昨日はオープニングからしばらくの間はPAの調整がおかしかったのか、
全体のバランスが良くない感じでした。バスドラの音もちょっと柔らか過ぎるようだったし、
生音と出音のバランスもナニでしたし。
ま、座席がちょっと横手だったせいもあるかもですが。
今回は全部で10曲ぐらい、約90分のステージでありました。楽曲的には聴き覚えのないのが
大部分でしたかね。即興中心の演奏なんで、知らん曲でもあんまし影響ないのだが。

通常、こうしたプロのステージを観ると、技やフレーズのひとつでも盗もうとかいう気になる
もんだが、彼らぐらいのレベルを見せ付けられるととてもそんな気になりませんな。
盗むどころか、こちらの耳目もハートも奪われたといったところであります。
まあ何にしても、大興奮・至福のひと時なのでありました。

あ、ステージ終了後にスターン本人による新譜CD即売会(直筆サイン付き、ツーショット撮影
付き)やってまして、昨日は相当な売れ行きでしたわ。
前に COTTON CLUB で観た時もそうでしたが、この人ってCDの売り込み熱心なんですよねえ。
ステージの上からも「スィ~ディ~~!(買ってちょーだい)」と何度も呼びかけるという・・・。
ま、ファンにとっても、CD屋で普通に買うより、本人から買った方が記念になるでしょうけどね。

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