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パニック・フライト 【映画】 = 観客目線


 PanicFlight_00.jpg

制作=2005年・米国 85分

本邦では劇場公開されることなくビデオスルーだったそうで、知名度
は今ひとつふたつなんでしょうか。しかし、めちゃオモロイ映画です。
原題の "Red Eye" っちゅーのは、夜間の長時間飛行のことらしい。


解説
「『スクリーム』シリーズのウェス・クレイヴン監督によるジェット
サスペンススリラー。ホテルのマネージャーとして働くリサは、
マイアミへ戻る飛行機で隣同士になったリップナーと知り合う。
しかし、彼の正体は国家要人暗殺チームのテロリストだった…」


あらすじ
「ホテルの従業員のリサが深夜フライトに搭乗したところ、空港で知り
合ったリップナーと偶然にも同席となった。だが、リップナーは実は暗殺
グループの一員であり、リサの父親の命と引き換えに、ターゲットが
泊まる予定の部屋を変更するようにリサを脅迫してきた」
(Wikipedia)


解説言うところの「ジェット・サスペンス・スリラー」というのが、どういう
ジャンルなのかちょっと分かりかねますが、確かに飛行機の中での
やり取りが、本作のひとつの中心軸にはなっております。

リサはマイアミのホテルの有能なマネージャーでして、祖母の葬儀で
実家に行った帰りに、出発空港でリップナーと知り合います。正体は
テロリストなんですが、とてもそうは見えない。優男風で物腰も話し
振りも実にソフト。飛行機の揺れが苦手なリサに、気を紛らわせるよう
話しかけたりする紳士ぶり。リサもちょっと好感を持った様子。
 PanicFlight_01.jpg PanicFlight_02.jpg
ところが、離陸後しばらく後、実はさっき知り合ったんではなく、前
から目星を付けていたとリップナーが突然言い出す。なぜならば、
自分達がターゲットとする大使が宿泊する部屋を君なら変更する
権限を有するから、と。
 PanicFlight_03.jpg
狙撃するのに都合のイイ部屋にして欲しいんよね。あ、イヤなら君の
おとーさんが不愉快な目に遭うよ…と、話が続くんですが、この時の
口調が極めて静かでして、それが却って怖いです。目も結構コワイ。


衝撃を受けながらもリサも唯々諾々と従うわけではなく、あの手この
手でスキを突こうとするが上手く行かず、結局部屋変更をTELで指示。
 PanicFlight_04.jpg
しかし、コトが計画通り進んでマイアミに無事着陸したのもあって、
リップナーの気も緩んだんでしょか、リサは隠し持ってたボールペン
で彼の喉を刺して逃走。
 PanicFlight_05.jpg PanicFlight_06.jpg
居合わせたドクターが言うには、ラッキーにも気管に刺さってるので
死なんで済んだとのこと。あーなるほど、それであんまり血出てない
んですな、ってホンマか…。


とにかく、ここからのリップナー君はタフの一言です。普通、死なん
までも喉刺されたらその場でダウンでしょう。ところが彼は違います。
喉穴をモノともせず全速でリサの後を追っかける。さすがテロリスト、
体が出来てますなあ。
 PanicFlight_07.jpg
この後もさらなるタフネスぶりを見せてくれますよー、リッちゃん。
足をヒールの踵で刺され、棒で殴られ、階段から転げ落ち…などあり
ながら、なおしぶとくリサに迫ってくる。
 PanicFlight_08.jpg PanicFlight_09.jpg PanicFlight_10.jpg
さすがテロリスト、ガッツがありますなあ。


前半の見せ場が飛行機内での静的なやり取りとすれば、後半のそれは
リサとリップナーとの闘いですね。それとホテルでの動き。脅されて
大使の部屋変更に応じたが、その後現場へ連絡して避難するよう再度
指示。変更後の部屋を狙うテロリストたちは着々と準備を進めており、
果たして避難が間に合って大使は助かるのか…ってな展開が同時並行
的に進行します。
 PanicFlight_11.jpg PanicFlight_12.jpg
本作、オープニングで財布を盗んだり、冷凍魚に隠してあった銃器を
取り出したりするシーンがあって、何じゃこりゃ?と思って観てたん
ですが、後でちゃんと話が繋がってました。伏線として分かりやすい。


分かりやすいのは伏線だけでなく、作品全体としてもそうですねえ。
冒頭から飛行機でリップナーが正体明かすまでがチトだる目というの
はあったんですが、そこからは緊迫感のあるやり取り、一般市民女性
のリサとテロリストのリップナーのバトル、ホテルでの爆破という形
でクレッシェンドして盛り上げてくれまして、テンポもいいし上手い
作りですわ。

本作の監督は『スクリーム』を撮った人ということでして、なるほど
いずれも素晴らしいですわ。私としてはレニー・ハーリン調の明快さ
や適度なB級テイストも感じましたな。


そして、この映画のもひとつの大きな特徴として、主人公のリサこと
レイチェル・マクアダムスの上玉ぶりが挙げられましょうか。笑って
も泣いても怒っても、はたまたバトルの時でさえ、上玉のままです。
普通、テロリストとのファイトなどすれば、多少は汚れ、煤けていく
もんですけど本作の彼女はキレイなままなんですなあ。
 PanicFlight_13.jpg PanicFlight_14.jpg PanicFlight_15.jpg
わたくし、激しく琴線を弾かれました。

また、テロリスト役のキリアン・マーフィーもいいですよー。機中で
静かに脅しをかける時の怖さ、一転、リサを追っかける時の執念深さ
やタフさ、いやあ頑張っておられました。
 PanicFlight_16.jpg PanicFlight_17.jpg PanicFlight_18.jpg
カバンにけつまずいてコケたり…と、お茶目な一面も。


てな次第で、時間的にもほどほど、ノリ良く分かりやすい娯楽映画に
仕上がっておりまして、あんまり血なまぐさいシーンもありませんし
万人向けの作品と言えるかと思います。




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