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猿の惑星(1968) 【映画】 = その惑星の名は


 PlanetOfTheApes1968_00.jpg

原題 = Planet of the apes
制作 = 1968年・米国 112分
監督 = フランクリン・J・シャフナー
出演 = チャールトン・へストン、モーリス・エバンス、キム・ハンター、
       ロディ・マクドウォール 他


一番最初のサルワクです。何度も観たことありますが、ついこないだ
またまたフト観てみました。こないだネタにした『死霊のえじき』同様、
今さら私ごときが語るまでもないシリーズなんですが、まあせっかく
観たし…。これもアッサリいきましょ。


あらすじ・解説
「地球を飛び立った宇宙船は1年余りの宇宙航行ののち、とある惑星に
不時着。乗組員のテイラーたちは沈没してしまった宇宙船をあとにし、
その陸地を彷徨い歩く。そして、なんと猿人たちが人間狩りをしている
驚愕の光景を目にする。この星では高等動物の猿が、口の聞けない
下等動物の人間を支配していたのだ。テイラーたちも捕まり、奴隷の
ように理不尽な扱いを受ける。しかし、テイラーはチンパンジーのジーラ
博士とコーネリアス博士の理解と協力を得て、同じ人間の女性ノヴァ
と共に逃亡、新天地を探し求めていくのだが…。

設定のユニークさや、ショッキングなラスト・シーンが受けて本作は大
ヒットとなり、4本の続編と2本のTVシリーズ(実写とアニメ)が
作られた。後の作品の質の低さもあってかシリーズとしてはあまり評価
されないが、1作目はロッド・サーリング&マイケル・ウィルソンの脚本
(原作はピエール・ブール)、演出、音楽(ジェリー・ゴールドスミス)
そして当時としては革新的なものだった猿のメイクアップ効果(ジョン・
チェンバース)と、一級のスタッフの名に恥じない堂々たる娯楽大作で
あった事は再認識せねばならない。ビッグ・スターがSF映画に出演する
契機となった作品でもある」
(allcinema)




約半世紀前の作品というのもあって、今からすれば映像的には古さは
否めないでしょう。展開がカッタルイとこもあります。が、それらを補って
あまりある斬新な発想や緻密な舞台設定、当時としては(今でもだが)
驚異的に本格的な猿メイク、パンチの効いた強烈なオチ・・・と、全ての
要素が上手くかみ合い、娯楽映画のテイストを保ちながら風刺に富んだ
名作にもなっているかと思います。
 PlanetOfTheApes1968_01.jpg PlanetOfTheApes1968_02.jpg
原作がそもそも面白いんでしょうかね。未読ですが。


話自体はあらすじの通りでして、特に付加する点はないです。冒頭で
航海日誌をつけることによって、上手く状況を説明してます。ごく自然
にスッと物語に入っていけます。
 PlanetOfTheApes1968_03.jpg
シンプルな船内


主役チャールトン・ヘストンの存在感もさることながら、コーネリアス、
ジイラ等々お猿さん側の方も、極めて自然でよかったですねえ。あれ
だけ表情豊かなメイクって、やっぱりスゴイですよー。
 PlanetOfTheApes1968_04.jpg PlanetOfTheApes1968_05.jpg
最初に観たのは子供の頃だったかと思いますが、宇宙のどっかには
ホンマにこんな猿がおるんではないかと思った記憶がありますなあ。
序盤の不時着シーンで出てくる人口冬眠に失敗してミイラ化してる
女性乗組員、これがサルかと思ったら違ってましたが。
 PlanetOfTheApes1968_06.jpg
干からびてます。


SF映画としても秀逸なる傑作ですし、ドラマとしても素晴らしい作品だと
思います。てことで、アッサリ終わり。しかしなあ、このDVDジャケの絵、
これってネタバレになってるんとちゃうかなあ…。




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こんばんわ^^
おおっ!猿の惑星の第一作!超懐かしいですよ^o^
子供の頃に初めて観た当時は映像の斬新さ、ストーリー、ラスト
全てに衝撃を受けてアメリカ映画って凄いなあ!っていう意識を
植えつけられたものですわ^-^

私一応その後の第5作目まで(でしたよね?)あと最近の2作も
観ましたが、この第一作目が一番良く記憶にも未だ鮮明ですね^^y

まあ日本でもその後TVドラマで「猿の軍団」などというパロ
だかの怪作wがありましたねww!^m^
宇宙戦艦ヤマトとアルプスの少女ハイジと放映時間かち合って
たので録画機など存在しない当時は見るのは難しかった記憶も
蘇りましたw^^;;
[ 2014/09/01 ] [ 編集 ]
> コマソン さま

はい、本作といい、宇宙大作戦といい、この頃観た
映画やドラマなどは感心・心酔しておった記憶が
あります、子供心ながらに。

猿惑は続編とか観た記憶はあるんですが、内容の
方は憶えてナイヨウ…でありますね。やっぱ1作目
は鮮烈でしたわ。

猿の軍団というのはちょっと記憶にないんですが、
これもひょっとすると、観たにも係わらず憶えて
ないクチやも知れません…。
[ 2014/09/01 ] [ 編集 ]
こんばんは☆
この映画、見たことないのですが、
同僚のみんなが「猿の惑星」ってあだ名で
呼んでるおじさん(同僚)がいるのです。

この写真を見て、あまりに似ていて
びっくりしました(゚ロ゚;)

地位のある人エラい人なので、
誰とは言えませんが(笑)
[ 2014/09/02 ] [ 編集 ]
なので、コーネリアスと称す
> 吉瀬 弥恵子 さま

ああ、あの人ね…って存じ上げませんが、確かに時折
いらっしゃいます、猿惑系の方。映画観ておられなくとも
何となく雰囲気は察せられようかと。

が、モロに猿の惑星なんて言ってるとバレてしまうやも
でありますが…。
[ 2014/09/02 ] [ 編集 ]
問「人間と猿のオナラ、どっちが強烈?」、答「猿」(猿のは臭え)、というくだらないナゾナゾが昔あったなあとか思い出したりしますがそれはさておき、このジャケ写はひどいですね…。
[ 2014/09/02 ] [ 編集 ]
> 若芽増え蔵 さま

それは知らんかったが、オモロイやんけー。
機会あれば使ってみるか…。

で、そうですよー、このジャケはちょっとない
よねえ。興ざめやで。どうやら日本販売バージョン
だけらしいですが…。
[ 2014/09/02 ] [ 編集 ]
こちらにも。

ワタシも大概古い映画の感想文を書きましたが、ふじつぼさんはもっと古かった!!!

名作ですよね。
子供のとき水曜ロードショーなんかでワクワクしながら何度も見ました。
チャールトン・ヘストンのことは「チャールストン・ヘストン」と間違って
覚えて言ってました。

ラストのオチがいいんですよねぇ^^
おさるさんたちの演技が上手かったですよね。
[ 2014/09/03 ] [ 編集 ]
> mia☆mia さま

いやホンマ、当時からしたらかなり衝撃的な内容であり、
絵であったでしょうねえ。斬新と言うべきか。

ヘストン案件、実は私もチャールストンと思いこんで
おりました。大人になってからも…。そっちの方が
憶えやすかったし。

猿メイクをあそこまですると、普通は表情なんて出なくて
所作で演技するしかないですが、本作はちゃんと顔で
やってましたからね、実に大したもんですわ。
[ 2014/09/03 ] [ 編集 ]
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