
原題 = girl walks into a bar
製作 = 2011年・米国 79分
監督 = セバスチャン・グティエレンス
出演 = ジョシュ・ハートネット、ダニー・デビート、ザッカリー・クイント、
アレクシス・ブレデル、ギル・ベローズ、ザンダー・バークレイ、
ロザリオ・ドーソン
なかなかの地雷作品です。どういう作品にしたかったのか、最後まで
観ても全然分かりませんでした。
結構有名どころも出てるし、作品解説等から推して「オーシャンズ11」
をちょっとくずした感じなんかなと思ってたら、全然違ってました。
というか、やっぱりよく分からんかったです。

解説・あらすじ
「ジョシュ・ハートネット主演の痛快クライムエンタテインメント。妻の
暗殺を企む歯科医のニックは暗殺者とあるバーで会うことに。ところが、
そこに現れたのは思い描いていた暗殺者とは全く異なる美人女性。
本当に暗殺者かと疑うニックだったが…」
だったが…までは導入部であって、もちろんその後もお話しは続くんです
けど、設定や筋書きが練れてないという印象で、展開がチグハグで極めて
落ち着き悪し。面白いとか面白くないとかいう前に、まだ映画として完成
してないんでは?という感じでしたね。セリフも流れが悪く不自然。
また、場面の大半がバーやクラブの店内で同じような光景が続くため飽き
を誘発やすい。かと思ったら、いきなり
全裸卓球同好会(裸で卓球に興じる
雅やかな趣味を持つ人の集まり)なんてとこに乗り込んでみたり…。
予測不可の展開か。

絵は自粛。
ジョシュ・ハーネット主演とありますが、あんまり出てきませんし、活躍
もしません。むしろ女アサシンが主演ではないでしょか。ロケーション、
絵造り等々実に低予算臭ふんぷんたるシロモノでして、観た後に募る
モヤモヤ感もハンパなしでありますね。日々あまりに充実してて、たま
には人生の80分程度を無為に過ごしてみたい…、という奇特な方向け
の作品とでも申せましょう(言い過ぎか?)。
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