
女子が集まってパジャマパーティやってたらシリアルキラーが現れて
皆殺し…という、むっちゃストレートなお話し。
原題 = Spring Break Massacre
製作 = 2008年・米 81分
監督 = マイケル・ホフマン・ジュニア
出演 = クリスチャン・アンダーソン、レジー・バニスター、リック
・フェダーマン、アリ・ハートマン、リネア・クイグリー
解説・あらすじ
「美人女子学生に襲い掛かる謎の殺人鬼の恐怖を描いたスプラッター
ホラー。春休みを迎え、山小屋を借りてパジャマパーティーを開催した
女子学生たち。女性だけの解放感からかハチャメチャに盛り上がる
パーティーに、突如殺人鬼が乱入し…。R-15作品」
邦題見て、また勝手なタイトルをつけよってからに…と思ってたら、
概ね原題に忠実だったんですな。しかし、これは自主制作映画か
何かなんでしょか。家庭用ムービーのようなショボ粗い映像といい、
チグハグな展開といい…。

主題のパジャマパーティに入るまでが異様に長くて、冒頭から全然
面白くもない若者のやり取りが延々続くし、途中でも保安官たちの
禁煙がどうのこうのと別にどーでもいい話とか、他にも野郎どもの
飲み屋でのバカ話とか、無駄なシーンが多過ぎですわ。

今回の殺人劇の動機となる過去の事件の冤罪との絡め方や、真犯人
の正体、実に怪しい(アブない)隣人等々、素材としては結構イイもの
もあると思うのに、それらが全然活かされておらず、結果的に極めて
ダルダル映画になってしまってます。あと、保安官のお顔のアップが
無意味に多かったのもマイナス点ですな。

まあ、R15のレーティングに相応しく、パジャマ女子達の裸も若干
あったし(エロ味はなし)、一応最後まで観ましたけどね。もう少し
ちゃんと丁寧にに作り込んだら、結構面白くなったはずなのに…と
残念感が漂う作品でした。
ジャケ裏面の出来はイイのだが。

スプラッターホラーの新しい傑作が誕生したそうです…
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